参加者の声

学生の声

「誰か」の存在を意識する

顔写真(村上)

環境情報学部3年
研究会所属1期目

所属プロジェクト:劇団おでんくん

村上季穂

プロジェクトにはお客様がいる。そして、自分以外のメンバーがいる。今回のプロジェクトでは、何の為に作っているのかをあまり考えずに書類を作り、システムを作成していました。その結果、分かりにくい、使いにくい部分ができてしまいました。お客様を意識して作ることが出来れば、インターフェースの面に気がまわったはずです。チーム内の人間を意識することができれば、ソースコードの可読性や、書類の見易さを意識したはずです。何をするにも、「誰か」がいる、とその存在を認識することで視点が変わってきます。これからは「誰か」の存在を意識しながら物事を見てみようと思いました。


自分の成長を実感

顔写真(松田)

環境情報学部4年
研究会所属2期目

所属プロジェクト:まねきねこ

松田航

今回私にとって一番感慨深かったことは、私がゼロから実装したものが残ったことです。前回私が担当したログ出力プログラムは、ソースコードレビューにて全て廃棄することになりましたが、今回担当したHANAVI システムの検索部分は、ソースコードを書き、勉強し、また書く、ということを4回繰り返すことによって、XML パーサの仕組みを理解して綺麗なソースを書くことができました。前回の私は配列の意味すらよく理解していませんでした。しかし今回は、ゼロからXML パーサの勉強をし、自分の書いているプログラムをきちんと理解して検索部分を実装することができました。自分が成長したということを実感しました。


はじめてのチーム開発

顔写真(馬場)

環境情報学部2年
研究会所属1期目

所属プロジェクト:FirstChoice

馬場孝夫

今まで個人的にプログラムを書いていたが、チーム開発を経験しようとコラマネを履修した。私は要件定義、DB 設計、XML 設計、マニュアルの作成を担当した。今回の開発では、ER 図、UML の基本的な使い方を実際の設計を通して学ぶことができ、PHP での本格的な開発も経験することができた。フレームワーク(Ethnaを使用)を用いた効率的な開発の重要性も学んだ。チーム開発は学ぶことが非常に多かった。設計に関して、経験者と議論をかわすことで授業や独学とは比較にならないほど勉強になった。今回費やした時間はおよそ300時間と、明らかに1授業の範囲を超えている。しかし、得られたものはそれ以上だと確信している。


卒業後SEとして活動する糧を得た

顔写真(鳴澤)

環境情報学部4年
研究会所属1期目

所属プロジェクト:niconicoライブ

鳴澤智行

コラマネを履修した事で、私のSE 職に対する考え方はひっくり返った。PC 作業とプログラミングに対する適正が有るからSEという職業を選ぼう、などと適当に考えていた私にとって、要求分析・スコープ定義というPC 適正とは全く別の次元にある、深い洞察を必要とする作業の存在とその重要性,チーム内の情報・見解の共有,コミュニケーションの持つ難しさを知る事が出来たことは大きな成果だった。物事を見る視点に大きな影響を受けたこと、そして卒業後SE として働き更なる成長を目指す上での道が見えたこと。それが今回コラマネを履修して得ることの出来た最も大きな成果だと思う。

PMの声

10通は1会にしかず

顔写真(松尾)

株式会社ドワンゴ

松尾壮紘さん

コラマネをやってみて、非常に苦心したのはコミュニケーション部分だった。クライアントとのやりとりでは、メールでは意思疎通ができず、後半になってから直接会いに行く回数が増えた。実際に会って話すと、メール10 回やりとりするよりもずっと効率よく話が進んだ。メンバーとのやりとりでは、メールでの作業報告が途切れがちになり、進捗が分からないことがあった。はじめは躊躇していたが、途中から、連絡が来ないときには電話をするようにした。積極性やズバリ切り込む姿勢を鍛えていかないと、交渉やマネージメントは難しい。そういった部分での積極性が自分にはまだ足りないことを自覚した。




はじめてのプロジェクトマネジメント

顔写真(高橋)

東京会場日動システムズ

高橋宏子さん

これまで、小規模プロジェクトのリーダーを務めたことはあったが、PM を経験したことはなく、正直なところ、リーダーとマネジャーの違いについてよく理解していなかった。しかし、コラマネを通して「リーダーとマネジャーはまったく別のものである」ということに気づいた。マネジャーは、プロジェクトにおけるQCD を含むすべての責任を負う人間である。一見、口ばかりで手を動かさないように見えたりもするが、実は裏で膨大な量の管理資料の作成や、プロジェクトの状況把握を常に行っている。プロジェクトを成功に導くために大切なのはマネジャーが「全体のバランスを見て、正しくコントロールすること」であると学んだ。

ユーザの声

ユーザの声

顔写真(小塚)

文教大学2年
演劇研究サークル所属

小塚早希子さん

実際に使わせていただいて、本当に負担が軽くなったと感じました。実際に使うまでは「なんでこの機能があるのだろう」と思っていた機能が、実は凄く便利な機能だったことに気がつき、感心したりしました。しかし、実際に公演で使ってみて初めて気づくことも思った以上に多く、試作品を見た段階で、もっと私が想像力を働かせて意見を言っていればよかったと思う部分もありました。自分が全く知らない分野にいる人が何に困っていて何を求めているのかなんてわかるわけがありません。それを理解して、解決する方法を見出す作業は本当に大変なことだったと思います。たくさん考えて作っていただいてありがとうございました。