2006.11.7 菊地

                        「映像のないゲーム」開発プロジェクト     

 

    プロジェクト名

さうんど おんりぃ2

 

    プロジェクトの背景になるニーズ

「映像のないゲーム」は、サラウンドを利用することで、音源の発音する定位や位置情報、音色、リズムなどを聞きわけ、仮想の空間を体感するという新しいギミック。想像力を高めることができるなど、シリアスゲームの一環としての利用が想定されている。

 また、視覚にハンディキャップを有する方々にもゲームのおもしろさを伝えることができ、ゲームを楽しめるターゲットを増やすことができる。

 

    プロジェクトの目的

     ユーザーが繰り返し遊んでくれるような面白いと感じられるゲームを開発するその開発を通じて,プロジェクト進行,ゲーム製作を勉強していく。

     人に使ってもらえるもの、人に楽しんでもらえるものを開発する。

 

    開発環境

VisualStudio2003.NET(C++)

CRI・ミドルウェア

 

    開発期間

2006/10/5 〜 2007/2/1

 

    成果物

     ソフトウェア(映像のないゲーム)

     ゲーム企画書

     ソースコード

     リソースデータ(音楽、効果音、イメージ)

     取扱説明書

     プロジェクト定義書

 

 

 

    プロジェクトの評価

     ユーザーにゲームをプレイしてもらい,アンケートを記入してもらう

     アンケートの評価が去年の評価を上回ることを目標とする

Ø         面白いと思う人が全体の7割以上(前回は5割)

Ø         もう一度遊びたいと思う人が全体の8割以上(前回は7割)

     健常者,視覚にハンディキャップを有する人が共に面白いと感じるものを作る

Ø         両者の評価に明確な差がなく,両者から目標とする評価を得る

    評価の実施について

     α版の評価を11月中旬に行う(慶応大学中根様,大岩研究室)

Ø         意見を聞く

     β版の評価を12月下旬〜1月初旬(横浜市立盲学校,大岩研究室)

Ø         アンケートについて,先学期作成したものを改良して利用する

 

    プロジェクト運用のルール

     毎週木曜日の進捗発表会の発表者はプロジェクトメンバーで持ち回りで担当しその準備も行う。

     メンバーは、毎週月曜5限目にミーティングを行う。

     プロジェクトメンバーのコミュニケーションには、さうんどおんりぃ2のメーリングリスト、Wikiを利用し、どれでも連絡とれないようであれば、携帯電話で連絡を取り合う。

     ファイルの共有は、Wiki、WebDAV、SVNなどを利用し共有する。

 

    プロジェクト体制

プロジェクトメンバー

菊地 徹也(PM)

橋山 牧人

藤原 育実

  クライアント

   南雲 玲生(株式会社ユードー)

  ユーザー

   健常者と視覚にハンディキャップを有する方々

 

 

 

 

図:プロジェクト体制